子供のお年玉 おすすめ管理方法

お金

みなさんは子供がもらったお年玉をどう管理していますか?

まさか「ママが大事に預かっておくから」といって、こっそり家計の足しにしていないですよね?

今回の記事では、我が家で実践しているおすすめのお年玉管理方法についてご紹介します。

もちろん、お年玉の考え方は各家庭でそれぞれ異なるので、一概に「これが正解」と言うことはできないと思いますが、参考程度にご覧いただければ幸いです。

おすすめのお年玉管理方法

最初に結論ですが、我が家では、お年玉を子供名義の証券口座(未成年口座)で投資しています。

お年玉で投資することによって以下のメリットがあります。

  • お金が増える
    今のご時世、銀行口座に預けても金利は雀の涙ほどしかありませんが、投資の場合は、商品にもよりますが、最低でも5%前後の金利は見込めます。特に子供の場合は、運用期間が長いので、その分絶大な福利効果が働きます。
  • お金の教育になる
    今や金融教育が義務化されるほど、お金に関する知識・判断力(マネーリテラシー)が大事になってきています。子供のうちから、投資に触れておくことで、このマネーリテラシーを高めることができます。

「投資なら、今話題のNISAでいいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、残念ながら、未成年を対象とした「ジュニアNISA」は2023年で終了してしまいました。

また、親のNISA口座で投資をするという考え方もありますが、いずれ子供に渡すことを考えると、親の資産と一緒に管理するのは好ましくありません。

具体的な運用手順

お年玉の具体的な運用手順は以下の通りです。

  1. Googleスプレッドシートにお年玉情報を記録する
  2. 親の銀行口座にお年玉を預ける
  3. 親の銀行口座から子供の証券口座に入金する
  4. 子供の証券口座(特定口座)で投資信託を購入
  5. 子供が大きくなったら証券口座ごと引き渡す

もう少し詳しく解説します。

Googleスプレッドシートにお年玉情報を記録する

お年玉をもらったら、まず最初にGoogleスプレッドシートに、いつ、誰から、いくらもらったかを記録していきます。

日付氏名内容金額
2024年1月1日〇〇○○お年玉10,000
 △△△△お年玉 5,000
 □□□□お年玉 1,000

我が家は子供が2人いるので子供の名前ごとにシートを分けてそれぞれ作成しています。

また、お年玉以外にもお小遣いをもらうことがあるので、「内容」欄で分かるように記入しています。

いずれにしても子供がもらったお金はすべてこのスプレッドシートに記録しています。

これには、今までいくらもらったかを把握する目的と、子供が大きくなった時にこれを見せて、お年玉をくれた人たちに感謝の気持ちをもってほしいという思いもあります。

親の銀行口座にお年玉を預ける

この後、証券口座に入金するために、一旦、親の銀行口座に入金します。

子供の銀行口座でも良いのですが、わざわざ作るのも面倒ですし、子供の銀行口座に貯金することはないので、親の銀行口座に入金します。

なお、我が家は子供がまだ小さいので、問答無用で全額入金していますが、ある程度子供が大きくなったら、本人と相談し、子供の手元に残しておく金額を決めるつもりです。

親の銀行口座から子供の証券口座に入金する

次に親の銀行口座から子供の証券口座に入金します。

証券会社は、ネット証券であればどこでも良いですが、初心者にも使いやすい楽天証券をおすすめします。

子供の証券口座(特定口座)にて投資信託を購入

最後に、特定口座にて投資信託をスポット購入します。

おすすめの銘柄は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(通称・オルカン)です。

オルカンの商品説明については、他のサイト等で多くの記事がありますので、ここでは割愛しますが、一言でいうなら「無難かつ間違いのない商品」と言えます。

子供が大きくなったら証券口座ごと引き渡す

これがこのお年玉管理の最終目的です。

子供が高校生くらいになったら、投資に関する知識を伝授し、証券口座ごと子供に引き渡します。

彼らは15年ほど運用し続けたお年玉の金額を見て驚くはずです。

そして、そこから先の運用は彼ら次第です。

まとめ

冒頭にお伝えした通り、お年玉の管理方法は各家庭によって様々ですが、少しでもお金を増やしたい、子供の金融教育に役立てたいと思っている方はお年玉を子供名義の証券口座(未成年口座)で投資してみてはいかがでしょうか。

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