ルイス・ネリの強さは?井上尚弥との対戦が待たれるメキシコの問題児

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こんにちは、ボクシングファンの皆さん。

今回は、5月6日に東京ドームで井上尚弥と対戦することが決まったルイス・ネリについて、その強さや経歴、問題点などを紹介したいと思います。

ルイス・ネリとは?

引用元:REALSPORTS

ルイス・ネリは、1994年12月12日生まれのメキシコ出身のプロボクサーです。
身長は165cm、リーチは169cmと、井上尚弥とほぼ同じです。サウスポーのスタイルで、パンチ力とスピードが武器です。
現在はスーパーバンタム級で戦っていますが、元WBC世界バンタム級王者でもあります。
プロデビューから現在まで、29戦29勝(23KO)と無敗を誇っています。

ルイス・ネリの強さ

ルイス・ネリの強さは、やはりパンチ力とスピードです。一発で倒す力を持っており、KO率は約80%と高いです。
また、スピードも抜群で、相手の隙を見逃さずに連打を浴びせます。
特に左アッパーは、彼の代名詞とも言える必殺技で、米専門メディアは、彼を「BOX界最も危険な男」と評しています。

ルイス・ネリの経歴

ルイス・ネリは、14歳からボクシングを始め、17歳でプロに転向しました。その後、メキシコ国内で順調に勝ち進み、2016年にはWBC世界バンタム級シルバー王座を獲得しました。
そして、2017年8月には、日本の大人気ボクサー山中慎介と対戦しました。この試合は、日本人からは忘れられない悪夢の試合となりました。ネリは、山中を圧倒し、4回TKOで倒してWBC世界バンタム級王座を奪取しました。しかし、試合後には、ネリが禁止薬物のゾロフトを使用していたことが発覚しました。ネリは、薬物使用を否定し、食事に含まれていたと主張しましたが、WBCは彼を暫定的に停止処分にしました。

その後、2018年3月には、山中との再戦が行われましたが、ネリは前日計量で2ポンドオーバーし、王座を剥奪されました。試合はノンタイトル戦として行われ、ネリは2回TKOで山中に再び勝ちましたが、日本ボクシングコミッションは彼を無期限追放処分にしました。これらの問題により、ネリは日本人からは「問題児」と呼ばれるようになりました。

その後、ネリはメキシコや米国で試合を続け、2019年にはWBC世界バンタム級王座を再び獲得しました。2020年にはスーパーバンタム級に階級を上げ、WBC世界同級王座を獲得しました。そして、2021年には井上尚弥との対戦が決まりました。

ルイス・ネリと井上尚弥の対戦

ルイス・ネリと井上尚弥の対戦は、ボクシングファンにとって夢のカードです。両者ともにパンチ力とスピードを持ち、攻撃的なボクシングをする選手です。どちらが勝ってもおかしくないほどの接戦が予想されます。ネリは、井上に対して「メキシコ人で最強であることを印象づけたい」と意気込んでいます。一方、井上は、ネリを「自分の強さを証明するための相手」と見ています。

この試合の結果は、世界のボクシング界に大きな影響を与えるでしょう。

まとめ

ルイス・ネリは、パンチ力とスピードを兼ね備えた強打者です。
しかし、彼は過去に薬物使用や計量失敗などの問題を起こしており、信頼性に欠ける面もあります。
井上尚弥との対戦は、彼にとっても自分の実力を証明するチャンスです。
果たして、彼は井上に勝つことができるのでしょうか?
5月6日の東京ドームでの一戦が楽しみですね。

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